「フェイスラインをすっきりさせたい」「写真に写ると二重顎が気になる」
このような小顔の悩みは、皮膚のたるみや脂肪量、骨格バランスなど複数の要因が重なって生じます。マッサージやエステで一時的に整えることもできますが、より確実な効果と持続を期待するなら、美容外科・美容皮膚科で原因層(皮膚〜脂肪〜筋膜〜骨)に合った施術を選ぶのが重要です。
この記事では、切らない小顔施術(ボトックス・脂肪溶解注射・ハイフ・糸)から外科施術(脂肪吸引・フェイスリフト)まで、特徴と向き・不向き、悩み別の選び方、費用・ダウンタイム・リスク、クリニック選びのチェックポイントを詳しく解説します。小顔の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
美容外科でできる小顔治療の種類

美容外科でできる小顔治療は、切らずにできる治療と外科的な切開を必要とする治療に分けられます。それぞれの主な種類は、以下の表のとおりです。
| 切らずにできる小顔治療 | 外科的な小顔治療 |
|---|---|
| ボトックス、脂肪溶解注射、ハイフ、糸リフト | 脂肪吸引、フェイスタイト |
以下では、それぞれの治療について詳しく解説します。また、エステで行う施術や小顔矯正との違いも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
切らずにできる小顔治療(ボトックス・脂肪溶解注射・ハイフ・糸リフト)
ボトックスは、エラが気になる方に有効な小顔治療です。効果の持続は3〜6か月が一般的で、定期的なメンテナンスによって横顔の輪郭を細く維持できます。
脂肪溶解注射は、顎下やフェイスラインの余剰脂肪を段階的に減らす注射療法です。一般的に、効果が半永久的に持続する高い持続効果が期待されます。
ハイフは、超音波を気になる部分に照射して深部(SMAS)を引き締め、切らずに輪郭の土台に効かせる治療です。美容外科で受けられる医療ハイフは、半年〜1年の長期間持続するのがメリットとしてあげられます。
糸リフトは、下垂したボリュームを物理的に持ち上げて元の位置に戻す小顔治療です。即効性があり、ハイフや高周波(RF)と併用すると、下から締めて上で支える多層アプローチが実現できます。
JOLISKIN CLINICは、上記でご紹介した治療はもちろん、さまざまな小顔治療メニューを取り揃えているのが特徴です。小顔治療に合わせて肌質改善や若返りなども行えるため、ぜひ一緒に美しい見た目を目指していきましょう。
外科的な小顔治療(脂肪吸引・フェイスタイト)
外科的な小顔治療としては、脂肪吸引やフェイスタイトがあげられます。頬や顎下に行う脂肪吸引は、ダイレクトに余剰脂肪を減らしてシャープなフェイスラインを作る手術です。相場はクリニック差が大きく、10万円台〜30万円超/部位と幅があり、セットで割安になる例や麻酔費の加算等もあります。
フェイスライト(エラ・頬骨・顎形成・中顔面短縮など)は、骨格レベルの変化が得られるのが強みです。しかし、神経障害や長期腫脹、瘢痕、将来のたるみの強調など負担とリスクが大きいため、医師と入念に会話して適応を判断しましょう。とくに中顔面の短縮は全身麻酔・咬合調整・術後合併症の可能性が議論されており、適応には慎重さが求められます。
エステや小顔矯正との違い
医療機器では、深部のSMASや脂肪層に到達して構造的に締めることが可能です。一方で、エステ機器は出力・到達深度が限定され、効果の持続性も短い傾向があります。
たとえば、医療ハイフとエステハイフでは、持続差が平均的に半年以上も生じます。
また、小顔になりたい希望を叶える選択肢として、小顔矯正も考えられるでしょう。小顔矯正は、即時のむくみ軽減や姿勢改善に寄与しても、脂肪減少・骨形態変化を望む場合には不向きといえます。
顔の悩み別に合う小顔整形

美容外科で小顔治療をしたいと考えている方には、人によって悩みの違いがあるでしょう。ここでは、以下の悩み別におすすめの小顔整形をご紹介します。
- フェイスラインをスッキリ見せたい方
- 二重顎・たるみを改善したい方
- 面長の解消や中顔面を短く見せたい方
フェイスラインをスッキリ見せたい方
小顔を目指したい方の多くが、フェイスラインをスッキリさせたいと考えることでしょう。フェイスラインをスッキリと見せるのに有効とされる小顔治療は、主に以下のとおりです。
- 脂肪溶解注射
- 脂肪吸引
- エラボトックス
フェイスラインが見えない主な原因が余剰脂肪の場合、顎下や下顔面に脂肪溶解注射するか、脂肪吸引するのがおすすめです。注射はダウンタイムが少なく、段階的に改善していくことが特徴といえます。一方の吸引は、一度で大幅な改善を見込める方法です。
また、たるみ素因も混在する場合は、ザーフやボルニューマなどのRFで面を引き締めて皮膚を追従させると仕上がりが整います。
その他、骨格の横幅が気になる場合にはエラボトックスがおすすめです。加えて適度なヒアルロン酸注入でVラインの視覚効果を補うと、写真写りの改善効果にも期待できます。
二重顎・たるみを改善したい方
二重顎やたるみに悩んでいる場合は、以下の治療がおすすめです。
- ハイフ
- 糸リフト
- ザーフ
- モフィウス8
- 脂肪溶解注射
ハイフは、表在性筋膜(SMAS)を締める効果が期待できるため、たるんだ部分を引き締められるでしょう。加えて、ザーフで脂肪層〜真皮を面でタイトニング、モフィウス8で皮膚の質感と弾力を底上げ、という組み合わせの治療を行うのがより効果的です。
また、二重顎の脂肪が厚い場合は、リニアハイフや脂肪溶解注射を組み合わせると、治療後の戻りを軽減できます。
面長の解消や中顔面を短く見せたい方
面長や中顔面に悩んでいる方は、以下の治療がおすすめです。
- フェイスリフト
- 脂肪溶解注射
- ハイフ
フェイスリフトは、見た目の変化を確実に求めたい方に向いています。ただし、ダウンタイムや合併症のリスクなど負担が大きいため、事前に効果と副作用をきちんと把握しておくことが重要です。
また、切らない治療も検討してみましょう。具体的には、ヒアルロン酸注入やハイフ、RFによる治療で、縦横比の見え方を調整するアプローチが考えられます。
小顔整形の効果・持続期間・リスクを知っておこう

小顔整形は、施術ごとに効果や持続期間、リスクが異なります。ここでは、各施術で知っておくべき詳細をご紹介するので、実際に受ける前に確認しておきましょう。
施術ごとの効果と持続期間
美容外科で行う小顔整形の代表的な施術の効果と持続期間は、以下のとおりです。
- ボトックス
フェイスラインがシャープな印象に変化していく。効果の持続期間の目安は、3〜6か月。繰り返しの施術によってベースが細く見えやすくなるのが特徴だが、咀嚼力の低下が出すぎない量設計が求められる。 - 脂肪溶解注射
顎下・フェイスラインの脂肪を段階的に減らす。数回の積み上げでシルエットが薄くなることが特徴で、ダウンタイムを気にせず改善できる。また、効果は半永久的に持続する。 - ハイフ(HIFU)
表在性筋膜(SMAS)を締めるため、横顔のシャープさがわかりやすい小顔に期待できる。効果の持続期間は、医療ハイフは半年〜1年。エステハイフは1〜2か月ほどの持続効果しか期待できないため、より長い効果を求めるなら医療ハイフを検討しよう。 - 糸リフト
即時性あるのが特徴で、すぐに引き締まった小顔効果が期待できる。効果は数か月〜1年程度持続する。 - 脂肪吸引
一度の施術で大きな見た目の変化が期待できる。ただし、吸いすぎによる凹み・コケに注意が必要で、デザインと層の取り方が鍵。効果は半永久的に持続する。 - フェイスリフト
骨格レベルに恒久変化させるため、確実性の高い小顔効果が見込める。ただし、合併症リスクや費用負担も大きい。
上記を参考にしつつ、気になる施術がある方は、医師とのカウンセリングで相談してみるのが重要です。
痛みやダウンタイム・リスクはどのくらいある?
痛みやダウンタイムなどのリスクは、施術ごとに異なります。施術ごとのリスクは、それぞれ以下のとおりです。
| 施術 | リスク |
|---|---|
| ボトックス | 内出血・一時的な筋力低下 |
| ハイフ(HIFU) | 赤み・むくみ・圧痛 など |
| 脂肪溶解注射 | 数日の赤み・点状出血・腫れ・むくみ |
| 糸リフト | 腫れ・赤み・内出血 |
| 脂肪吸引 | 1〜2週間の腫脹・圧迫固定が必要 |
| フェイスリフト | 神経症状・長期腫脹・審美的不整など重めの合併症 |
年齢や悩みに合わせた施術の選び方
小顔の悩みに対するアプローチは、原因はもちろんですが年齢によっても相性の良し悪しが異なります。そこで、年齢や悩みに合わせた施術の選び方を押さえておきましょう。
- 20〜30代:脂肪・筋肉・皮膚の反応性が高い傾向があるため、ボトックス×ハイフ/RFのゆるめの複合を組み合わせるのがおすすめ。
- 40代:糸リフト+ハイフ+RFのように、位置を戻して面を締める複数のアプローチによる設計がおすすめ。
- 50代以降:皮膚余剰や骨萎縮が目立つため、外科手術(脂肪吸引/フェイスリフト)が中心に検討される。加えて肌質治療(モフィウス8など)を組み合わせることで、キレイに維持していくプランを描くのがおすすめ。
小顔整形にかかる費用相場と値段の目安
費用相場についても、受ける施術によって大きく異なってきます。また、クリニックや回数、使用する製剤などによっても異なるため、以下でご紹介する内容を参考にしてみてください。
切らない施術の値段相場
| 施術 | 値段相場 |
|---|---|
| ボトックス | 約1万円〜2万円 |
| ハイフ(HIFU) | 約10万円/回 |
| 脂肪溶解注射 | 5,000円〜1万円 |
| 糸リフト | 2万円〜6万円/本 |
なお、上記はあくまでもJOLISKIN CLINICを参考とした目安であり、実際に来院するクリニックによって細かな費用は変わってきます。また、キャンペーンなどを利用できるケースもあるため、値段を安く抑えたい方はぜひ活用してみてください。
脂肪吸引とフェイスリフトの費用
| 施術 | 値段相場 |
|---|---|
| 脂肪吸引 | 20万円〜30万円 |
| フェイスリフト | 100万円〜180万円 |
外科手術についても、担当する医師やクリニックによって大きく差が出ます。
エステや小顔矯正とのコスパ比較
エステや小顔矯正と美容外科での施術を比較すると、1回ごとの施術にかかるコスパは、エステ・小顔矯正の方が高いでしょう。ただし、持続期間を加味した場合、美容外科施術の方が総合的にコスパは高いといえます。
なお、小顔矯正はむくみ軽減中心と考え、脂肪や筋膜の変化を要する悩みを効果的に改善するには、医療を選ぶのがおすすめです。
小顔整形のクリニックを選ぶときのポイント
- 医師の実績や資格
- 口コミや症例写真
- 料金や保証制度
医師の実績や資格
クリニックを選ぶ際は、医師の実績や資格を確認し、信頼できるかどうかを見極めましょう。その上で来院し、カウンセリングでしっかりと会話することが重要です。
カウンセリングでは、肌の状態を確認してもらい、小顔の悩みを改善するためにどのアプローチが自分に合うかどうかを言語化してくれるかを確認してください。
口コミや症例写真
口コミや症例写真など、実際に治療を受けた患者目線の意見や例を確認しておくことも重要です。痛みの感じ方や効果、対応の丁寧さなど、事前に確認できていると安心して来院できるでしょう。
症例写真をチェックする際は、写真が加工されていないかどうかを確認するのも大切です。
料金や保証制度
クリニックが提供しているメニューの料金は明確か、保証制度は充実しているかも重要なポイントです。具体的には、薬剤・ショット数・範囲・麻酔・再診が含まれているか、モニター割・コース割の有無があげられます。
そして、契約する前に必ず見積もりをもらい、納得した上で施術を受けるようにしてください。
まとめ|あなたに合う小顔整形を見つけるなら、まずはカウンセリングから。

小顔は、脂肪・筋・皮膚・骨のどこが主因かによって、最適な改善を実現する施術が決まります。
ただし、費用は設計次第で大きく差が出るため、事前に予算を含めて医師と入念なカウンセリングを行い、納得した上で小顔整形をはじめましょう。JOLISKIN CLINICなら、選択肢の幅を活かした現実的なプランを一緒に作れます。まずは気軽にカウンセリング予約をしてみてください。
※価格・キャンペーン・機器構成は変動します。最新は公式サイトの料金表・各施術ページでご確認ください。(本記事は一般情報であり、個別の診断・医療判断に代わるものではありません)
ジョリスキンクリニック
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6丁目2-22 山崎製煉ビル6階
診療時間:9:00~18:00(完全予約制、最終受付17:00)
休診日:不定休
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