Qスイッチルビーレーザー
~レーザー光で一気に解決~
- シミを取りたい
- あざの治療をしたい
- タトゥーを除去したい
Qスイッチルビーレーザーはこんな方におすすめ
Qスイッチルビーレーザーは医療用レーザーで、肌の中に蓄積されたメラニン色素だけを選択的に破壊し、シミ、そばかす、あざ、タトゥー除去の治療に使用されます。
シミ・そばかすを取りたい
身体の中でも一番目立つ場所である顔にできるシミやそばかすは、メラニン色素による疾患です。Qスイッチルビーレーザーによるシミやそばかすの治療は、周辺の肌に傷を残さずに真皮層まで照射できるうえ、短時間で治療ができます。Qスイッチルビーレーザー照射後のメラニン色素は体内で分解された後、体外に排出されます。
あざの治療をしたい
身体にできたあざは皮膚の表面にメラニン色素を生成するメラノサイトができることで生じます。あざには、青あざ、茶あざ、黒あざの3種類がありますが、Qスイッチルビーレーザーはどのタイプのあざの治療にも対応でき、一度のレーザー治療で高い効果が期待できます。
タトゥーを除去したい
黒や青の色を使ったタトゥーを除去したい方にもQスイッチルビーレーザーは効果的です。ただし、肌色や赤などの色を使用したタトゥーの部分にはQスイッチルビーレーザーによる効果はありません。
Qスイッチルビーレーザーとは?
Qスイッチルビーレーザーは黒い色に反応する特性があり、黒、青、茶色のしみなどに効果があります。高出力のレーザーをシミやそばかすなどがある部位にピンポイントに照射することができるため、これらのメラニン色素のよる疾患やタトゥーなどに照射しても、周辺の皮膚への熱損傷によるダメージが少ないのが特徴です。
特に、しみやそばかす、あざなどはメラニン色素が原因のため、Qスイッチルビーレーザーを使用した治療は有効です。シミ、そばかす、あざで悩む方、タトゥーの除去をしたい方にはおすすめのと治療といえるでしょう。
Qスイッチルビーレーザーの特徴・効果・メリット/おすすめな理由
Qスイッチルビーレーザーは黒い色に反応する特性があり、メラニン色素が原因となる黒、青、茶色のしみやそばかすなどの治療に効果があります。
ここからは具体的にQスイッチルビーレーザーの特徴や効果などを紹介していきます。
一度の治療で効果が期待できる
Qスイッチルビーレーザーはシミやそばかすなど黒い部分に均等に照射できるため、一度の治療で効果が期待できる特徴があります。さらに、Qスイッチルビーレーザーを照射すると表皮、真皮の両方に効果があるため、皮膚の深い部分の真皮層にできたメラニン色素によるシミ、そばかすや表皮にできたあざ、タトゥーの両方の部位の治療が短時間で行えます。
肌へのダメージが少ない
黒い色にのみ吸収するQスイッチルビーレーザーは肌色には反応しないため、メラニン色素がない部分の皮膚への熱損傷が最低限に抑えられます。つまり、皮膚の表面と真皮層にあるメラニン色素など黒い色だけをピンポイントに照射することが可能です。
施術時間が短い
高出力でフラッシュのような光を瞬間的に照射するQスイッチルビーレーザーは、シミ、そばかす、あざ、タトゥーへ効率的に照射ができるので、施術時間が短く部位にもよりますが約10分程度の治療でメラニン色素が破壊されます。
Qスイッチルビーレーザーのダウンタイム・デメリット
短時間の施術で、高い効果が得られるQスイッチルビーレーザーですが、レーザー照射後は1週間ほどダウンタイムが必要です。
この期間には皮膚が日焼けをしたのと同じような状態なので、赤みやヒリヒリをした日焼け後のような痛みを生じることがあります。さらに、Qスイッチルビーレーザーの反応が強すぎる場合には、照射部位に水ぶくれができることもあり、破れてしまうとその部分が色素沈着をすることもあります。
水ぶくれができてしまったら、自分で破ろうとはせず、担当時の診察を受けて水ぶくろの上から保護テープを貼ってカバーしたり、軟膏を塗るなどのアフターケアが必要になります。
Qスイッチルビーレーザーのよくあるご質問
シミやそばかす、アザなどで悩む方にQスイッチルビーレーザーは人気が高い治療ですが、レーザー治療が初めての方には、どのくらいの期間でシミが消えるのか、レーザーに対する痛みなどが不安なようです。ここではよくある質問を紹介します。
1.シミは1回で消えますか?
美容医療の治療でレーザー治療には数種類のレーザーが使用されていますが、中でも、シミ、そばかす、あざ、タトゥー除去のためにQスイッチルビーレーザーは1回の照射でも効果が高い治療です。肌の表面に近い表皮から、深い部分の真皮層の両方に効果的な照射で治療が行えます。
2.レーザーは痛いですか?
痛みに対する個人差もありますが、照射した時の痛みはゴムではじかれた程度の痛みで、ほとんどの方はレーザーの痛みに我慢ができる程度です。痛みに弱い方は、レーザー照射後に保冷剤や氷のうでレーザー照射をした部分を冷却することもあります。
3.目の周辺にシミがありますが、レーザーは照射できますか?
はい、Qスイッチルビーレーザーによるシミの治療は可能です。目の周辺は皮膚が非常に薄いため、Qスイッチルビーレーザー照射をする時には特殊なコンタクトレンズを使用して治療を受けます。目には影響はでません。
4.施術後の注意事項はありますか?
次の5項目が施術偽の注意事項となります。
- Qスイッチルビーレーザーの照射部位には軟膏の塗布とテープ処理が必要です。
- 妊娠の可能性のある方や、妊娠中、授乳中、疾患がある方など施術が行えない方がありますので、治療の事前に担当医に確認をしてください。
- 過去に美容整形の経歴がある方は、事前に担当医にご相談ください。
- レーザー照射後のメイクは可能ですが、照射部位に強いメイクをするのはお控えください。
- レーザー照射後は肌が敏感になったり、乾燥しやすい状態になっているため、しっかりとした保湿や日焼け止めを十分に行ってください。
5.治療後、かさぶたができたので自分で剥がしても大丈夫ですか?
Qスイッチルビーレーザー照射後にできるかさぶたは、自然に剥がれます。かさぶたの下には新しい皮膚ができているため触って刺激を与えたり、無理に自分で剥がすのは避けましょう。無理やり自分でかさぶたを剥がした部分が傷になり色素沈着をするリスクがあります。
Qスイッチルビーレーザーの施術の流れ
Qスイッチルビーレーザーの照射を受ける前後には準備が必要です。ここでは、Qスイッチルビーレーザーの施術を受ける一連の流れを説明します。
1.カウンセリング
初診の患者さんはQスイッチルビーレーザーの照射を受ける前に、必ず治療を担当する医師と看護師によるカウンセリングを受けて頂きます。シミ、そばかす、あざ、タトゥーなどレーザー照射の治療を受けたい部位の治療プランや適切なアドバイスを行います。レーザー治療に対する不安や悩みなどを気兼ねなく質問して頂けます。
また、次のような方はQスイッチルビーレーザーは受けられませんので、必ずカウンセリングの際に医療スタッフにお伝えください。
- 妊娠中の方
- てんかんの方
- ぺースメーカーや埋め込み型の除細動器を使用している方
- 照射部位に金属プレートが埋め込まれている方
- 施術当日に蕁麻疹や皮膚感染症、ヘルペス、1ヵ月以内の日焼けなどで皮膚 状態が悪い方
2.洗顔
メイクをしている場合、Qスイッチルビーレーザーの照射を行う前に洗面室でクレンジングをしてメイク落としをして頂きます。その後、Qスイッチルビーレーザー照射をする部位にマーキングします。レーザー照射後はメイクをすることができます。
3.施術・照射
Qスイッチルビーレーザー照射前に専用のアイマスクを着用して施術を行います。気になるシミ、そばかす、あざ、タトゥーに照射する治療は約10分程度です。痛みはゴムをはじいた程度ですが、痛みに弱い方はカウンセリングの際に担当医師や看護師にお知らせください。
4.アフターケア
Qスイッチルビーレーザーを照射後のダウンタイムはほとんどありません。照射部位はテープ保護と軟膏を塗布いたします。治療後は日焼け止め、メイクをして帰宅できます。
軟膏塗布とテープ保護は瘡蓋が剥がれるまで(7〜10日程度)必要です。Qスイッチルビーレーザー照射後は日焼けをしたのと同じ状態の皮膚になっているので、十分な保湿が必要です。こまめに化粧水をつけるなどの対応をしましょう。
Qスイッチルビーレーザーの施術概要
項目 | 内容 |
施術時間 | 10分程度 施術部位によってかかる時間は異なります。 |
痛み | ゴムで弾かれる程度の痛みがあります。 |
腫れ・傷跡 | 施術後に赤みが感じられることがありますが、基本的にすぐ改善します。 傷跡が残る心配はほとんどありません。 |
ダウンタイム | 1週間程度を要します。 |
メイク | 施術の際はメイクを落とします。 シールの上からでしたらメイク可能です。 |
再来院の目安 | 肌状態やご希望に合わせて再来院(再施術)を医師と決めていきます。 目安は1ヶ月に一度の来院が望ましいでしょう。 |
注意事項 | ・軟膏とテープ処置が必要です。 ・妊娠中、妊娠の可能性のある方や、授乳中の方、疾患がある方などは施術を行えません。事前に医師に確認をしてください。 ・以前美容整形を行ったことのある方は、事前にご相談ください。 ・術後のメイクは可能ですが、部位を強くするのはお控えください。 ・術後は肌が敏感になったり、乾燥しやすくなったりしているため保湿や日焼け止めをしっかり行ってください。 |
※施術時間にカウンセリングの時間は含まれません。
※妊娠・授乳中の方は、一切の施術ができません。